一昨日、不思議な夢を見た。
宗門宗派問わず、僧侶の方々が沢山。
見知らぬお坊様が、話しかけてくれた。
その方の輪袈裟が、しわくちゃだった。
しわくちゃに違和感を感じながら、私自身の輪袈裟を正した。
その方の輪袈裟の、光沢のある薄紫色が、いつまでも忘れられなかった。
そのお坊様は、剃髪をしていなかった。
しわも、髪も、気にせず、ただひたすらに、一心に、学ばれていた。
その学びの場に、私も参加していた。
経本を開いたら、筆文字が並んでいた。
私には、何が書かれているか、さっぱり分からなかった。
それでも、文字から浮かんでくる、確かな光の粒と
そのお坊様の、まっすぐな、研ぎ澄まされた熱と
垣根を超えた、沢山の仏様方の光で
とても幸せな気持ちでいっぱいだった。
不思議な夢だったなぁと考えながら、朝ごはん。
ふと目に入った、前日に買ったのど飴のパッケージ。
明日香村。
確か、ずっと引っ張られている、岡寺さんがあった記憶。
不思議な夢と、明日香村。
言葉に出来ない、あたたかい、静かで穏やかな
いにしえからの手紙を、託されたような感覚だった。
その後、久々に、コーヒーの豆を、手で挽いた。
手で挽くことは、時間がかかるけれど、心がゆったりする。
いつもお唱えさせて頂いている、ご真言(マントラ)「光明真言」をお唱えしながら、ハンドルをぐるぐると回した。
土みたいで、安心する。
ぷっくり泡が、虹色になるのを眺めるのも、好きです。
開けた窓からの風と一緒に、よい香りを胸いっぱいに吸い込んで。
グラスにこぼれ落ちる雫たちが、奏でる音。
頂く時にも、目を瞑り、ひとくちをゆっくり、じっくり。
心中でお唱えと、お祈りをしながら
私の中をコーヒーが通過する時に
鼻、喉、気管支(私の弱い部分)に、眩い大きな光をイメージ。
優しくて、あったかい。
ささやかだけど、ありがたい、リラックスタイム。
ごちそうさまでした。
静けさと穏やかさを、意識的に保ちながら、今日もお祈りしています。
健やかな気持ちで、都知事さんに、提案書を送りました(ネットですが(^^;)。
より良い道を、皆の力で、必ず創ってゆける!!
最期まで諦めずに、小さな一歩を、粛々と重ねてまいります。