今朝も、不思議な夢で、目が覚めた。
いつの時代か分からないけれど、夢の中で僧侶の私が
ある方に、金剛薩埵様の百字真言をお唱えしている。
その方は、インド?の男性(私は日本人)。
私は、哀しみの中にあるその方の肩をトントンしながら
子守唄のように、ご真言をお唱えしていた。
そうしたら、私の右側から、本場チベットの僧侶の方々が百字真言をお唱えし始め、私のお唱えと重なった。
私は日本人で、一人で、皆さんと違う音程、リズムで、少し不安になった。
それでも段々と一人でいた時よりも、音量もエネルギーのうねりも大きくなってきた。
男性の表情も物憂げではない。
私も、先ほどの不安は少しもなかった。
いつの間にか、チベットの僧侶の方々が、ゴスペルクワイヤとなっている。
心地よい一体感。
垣根を超えた、大きなひとつの、祈りのうた、だった
和らぐ男性のお顔。口ずさむ皆の笑顔。
私も、この上なく、幸せな気持ちだった。
【私】というものがなくなって、ただの光となったような恍惚感。
そこではっとした。
お師僧様?に怒られてしまうかもしれないと、思ったのかもしれない。
急いで振り返ると、そこには、涙を浮かべながら、満面の笑みをたたえた師の姿があった。
目が覚めて、幸せで不思議な感覚に包まれ
しばらく動き出せなかった。
めったに夢を見ないので、勿体なくて、動きたくなかったのかもしれない (^^;
またひとつの、いにしえからの手紙を、託されたような感覚だった。
心
超えた
大きなひとつ
光
繋がっている