あたたかいご飯を
あたたかいままで
やらなければいけない次の差し迫る作業に中断されることなく
私を頼る方々のリクエストにこたえるために
途中で箸を置くことなく
最初のいただきますから
最後のごちそうさまでしたまで
ゆっくり噛みしめて
いただいてみたいものだ。
そう言いながら
あなたの涙が止まらなかったね。
もう限界を感じ、無気力におそわれ、何もかも捨ててどこかに消えたい。
でも終わらすことの出来ない義務感との狭間で、息も絶え絶えだったね。
さあ、ここで浮かびあがってくるだろう。
満ちる月に照らされて、その限界の声が教えてくれる、あなたの本当の望みが。
時にはね
周りに頼ることも大切だ。
時にはね
抱えすぎるものを手放すことも必要だ。
○○だから、我慢しなきゃとか
こうあらねば、とか
そんな窮屈な枠組み、もったいない!
限界はすべての終わりじゃない。
限界を知ったからこそ、自分の本当の望みを知ることができた。
本質への旅へのはじまりなんだ。
さあ、そろそろ涙を拭いて、次の冒険の扉を開けてみないか。