【何のために?】
が
必要以上に多くなると
身動きがとれなくなる。
だから
一歩でも
半歩でも
【動いていく。】
動いた分
まだみぬ景色や
まだみぬあなたに
出逢っていくのだろう。
喜びも悲しみも
ちゃんと味わわないと
先に進めない性分。
それを選んで
私は生まれてきたらしい。
【何のために?】
が
必要以上に多くなると
身動きがとれなくなる。
だから
一歩でも
半歩でも
【動いていく。】
動いた分
まだみぬ景色や
まだみぬあなたに
出逢っていくのだろう。
喜びも悲しみも
ちゃんと味わわないと
先に進めない性分。
それを選んで
私は生まれてきたらしい。
険しい顔をして
あなたは
やっとのことでバランスをとって
ゆっくり
よろめきながら歩いていた。
大丈夫かな。
ハラハラした。
いよいよすれ違う時。
僕のハラハラと裏腹に
あなたは楽しそうに
鼻唄をうたっていた。
ハラハラだなんて
僕が勝手にあなたの【辛そう】ストーリーを作ってしまった!
鼻唄をうたった時のあなたの内は
あなただけが知っている。
僕は
もう二度とすれ違うこともないかもしれない
あなたの旅の中の風景。
心配には及ばない。
すべてはうまくいっている。
出逢えたたくさんのあたたかな手は
私の涙を拭ってくれる。
僕が僕のままでいることを
支配せずに
ただじっと
佇んでいてくれる。
ふわふわと宙に浮かびがちな私を
地上に呼び寄せ
土のぬくもりを思い出させてくれる。
1ミリもずれることなく
確かに交差していく
いのちの奇跡を教えてくれる。
たくさんのありがとうに囲まれて
僕は僕を生きている。
内からも
外からも。
自分が幸せを感じることにためらわないで。
たとえそれが
他者が自分に期待していることと一致しなくても。
時に
その不一致により
目の前の人が涙を流すかもしれない。
怒りを露にするかもしれない。
引き留めようとするかもしれない。
でもどうか
あなたはあなたのためだけに生きることに
決してくじけないで欲しい。
他者の反応に揺れたら
今一度目を瞑り
心の奥深くまで潜ろう。
そして自分と対話しよう。
私は
ご飯を作るより
洗濯をするより
掃除をするより
湯船に入る瞬間が
一番幸せです。
少なくても今は。
たとえ
さえぎるものがあったとしても
あの光も
この光も
確かにそこにあるんだ。
うわっつらじゃなくて
もっと奥を
感じて
信じて
味わっていこう。
うん、うん。て
うなずきながらさ。
不器用でも
ぎこちなくても
僕の光に
あなたの光に
出逢えたよろこびをうたっていたい。
躍っていたい。
せっかくこの星を選んで
せっかく出逢ったはらから(同胞)と
損得なんか抜きにして
ただ無邪気にじゃれあって
心ゆくまで遊びたいだけなんだ。
あなたの大きな笑い声は
私の7色の光の回転を高速にさせてくれる。
それはやがて風をおこして
迷ったあなたの背中をそっと押す。
そしてまたあなたは笑い出す。
そしてまた私の虹色の光の回転は
より一層速度をあげる。
終わりなき愛の循環。
きっと
私たちがこの星と時代を選ぶ前
きっと
僕たちが思い出せない位、遥か昔
【一緒に遊ぼうね】と
真ん中同士が交わした約束。
いつだって
これがラストかもしれないと思えば
言葉にならなくても
ハートがこの身を突き動かして
あなたのもとへ駆けていく。
知らなかった。
なんもかんも考えずに
駆け出してしまっているこの身体。
あなたの無邪気な光と影が
僕の知らない僕を教えてくれた。
すべてを投げ出したい。
何にもしたくない。
話したくない。
笑いたくない。
そう思う日があったっていい。
自分に忠実であることは
実は
自分にも他者にも
よいことなんじゃないかと思う。
自分のそういう部分を受け入れれば
他者の不機嫌も、無気力も、無愛想も
【各々が、そう思う日があったっていい。】
と
愛をもって流して、ゆるしていける。
そうすると
呼吸も深まって
心身がゆるまって
一歩前の私より
少し楽になれる気がする。
そうして
外に振り回されない、自分の真ん中に出逢っていく。
あなたを苦しめてまで
あなたの気持ちを手に入れようなんて
思いたくない。
失うかもしれない
そんな恐怖感から
あなたを縛ろうなんて
思いたくない。
あなたの大切なもの
私の大切なもの
それらを抱えながら
それでも貫きたい熱も保ちながら
ちょうどいいあんばいの
愛の立ち位置を
探していく。
それは
本当の意味で
私自身を私一人で生きていくこと、かもしれない。
既に属した、くくりのある世界や
不自然なルールや
これまでに作りあげてしまった制限に縛られない
ゼロの
まっさらの 僕を
目を瞑って
愛の調和のために取り戻していく。
乾いた季節も
私を生きる旅路の
大切なプロセス。
息をひそめて
その内にある
芽吹きのぬくもりを
味わっていく。