あなたを責めてしまう前に
僕の全部をスキャンする。
あなたという世界は
僕自身のあらわれ。
あなたを許せるならば
僕自身を許せるだろう。
あなたを責めてしまう前に
僕の全部をスキャンする。
あなたという世界は
僕自身のあらわれ。
あなたを許せるならば
僕自身を許せるだろう。
【なんかちがう】
その違和感は
奥底からくる
本当の声からのサインかもしれない。
あなたは
僕は
他の誰かを喜ばせるためだけに生まれてきたのではない。
あなたや僕が
すでに自身が持っているものに
平穏を見いだす。
そのよろこびの波が
他者や世界に伝播する。
【なんかちがう】に
罪悪を感じなくてもいいんだよ。
そろそろ
堂々と
耳を澄まさないか。
苦しくなるのは
【許し】ていないからだ。
と何かで読んだ。
妻とか夫とか
お母さんとかお父さんとか
役割は私の一部であっても
私そのものではない。
役割を超えれば
【こう在るべき】から離れて
あと少し楽になるかもしれない。
あと少し
私にも
あなたにも
優しくなれるかもしれない。
今よりも
私の
あなたの
純粋な光を感じることが
出来るかもしれない。
もう苦しまなくたって
ええじゃないか。
役割を超えて
堂々と
ひとつの命で在ればいいんだ。
また今年も出逢えた
かわいいキミ。
名前は何ていうんだろう。
あの時そう思って
また今も同じことを思っている。
ただひたすらに
がむしゃらに
胸を焦がす想いを
これまでの寄りかかりではなく
何にも縛られない
純粋な光なんだと
【エッセンス】についてキミは教えてくれた。
あれからまた僕は
胸を熱くさせる光の本質を
余分なカスミなどなしに
抽出しようとしている。
そしてまたキミがいた。
巡るいのち。
必ずまた花開く。
僕たちは
時として、【信じる】ことを恐れているけれど
こんな風に
また花開くことを
信じるを超えて
信じている。
知っている。
名前なんて知らなくても。
あなたが元気がないと
僕の心がざわざわする。
どこかで自分の思い通りに支配したいから、ざわざわするんだ。
あなたが選ぶ一つひとつを
まっすぐに受け入れたい。
ざわつきをぐっとこらえ
静けさの中に身を置き
今日またあなたの心臓が動いていることに感謝して
あなたの無事を祈り
言葉を超えて、静かに寄り添うことにする。
自らの一歩が怖い?
彼らの運命を
変えてしまうようで怖い?
迷ったら
そこに愛があるかどうか
胸の部分に問うてみればいい。
誰かを
意図的に傷つけたいわけじゃないなら
見返りを求めているわけじゃないなら
理由なんて分からなくても
自らが自由に光を放てそうなら
このあたたかな一歩を
誇りに思っていいと思う。
勝手な妄想や嫉妬でがんじがらめになってたら
あなたの
僕の
光が見えない。
通い合うエナジーを
解釈なしに
集中力をもって
ただただ
感じていく。
このシンプルさが
気持ちいい。
背中なんてしゃんとしなくていい。
できるだけゆるめて、ゆだねて
誰かに見せるためではない
僕とはらからのつながりを味わうため
風の中で
光の中で
木々の中で
波を見ながら
音に包まれる。
ボウルの中に
一匹の虫がすべりこんできた。
羽が風やボウルの振動で揺れて
光があたって
虹色を放っていた。
不思議だね。
この小さないのちとの交差が
なんだかうれしい。
そこには
嫉妬とか、自己否定とか
一切ない。
ただ、ほんわりとしたあたたかさだけがある。
太陽は美しい。
ふいに出逢えたこの花も美しい。
たとえば
彼らが
誰かのものだとしたら
その美しさは変化してしまうのですか。
他の誰かのものでも
やっぱり美しいんじゃないですか。
美しいとうたうことは
これまた美しいんじゃないですか。
もう
不自然な縛りはやめにしていくよ。
射手座の満月が
背中を押してくれているみたいだ。
出逢えたキセキたちは
大切にしていきたい。
たとえ他の誰かに笑われたとしても。
ふうわりと
あなたと重なった。
まるで海のように
たくさんの花びらのさざなみが
胸のあたりをくすぐる。
おちてしまうことが怖くて
あなたのまぶしさを讃える自分を
どこかでコントロールしていた。
どんなに制しても
触れたいと
全部がこたえるならば
もう、すでにおちている。
おちた場所は
脱皮を終えた新しい世界。
おちた中で
世界の、あなたの、己のエッセンスを
存分に味わえばいいじゃないか。
ときめいちゃいけないなんて
そんなルールはないだろう。
ぼやけていた視界も
あなたが放つ光で
鮮やかさを取り戻した。
信じようと
少し意気込みすぎた。
信じられない
そんな時もある。
でも
信じられない自分に失望する
ではなく
信じられない自分を
ええじゃないか。
と
ゆるす。
そんないたわりを
選んでみることにするよ。
ありがとうね。
僕を覆うフィルターを
一つひとつ
丁寧にはずすたびに
あなたの美しさに
足が
息が
時が
とまる。