無情を嘆き
闇に埋没し
身動きがとれなくなる時代もあるだろう。
この身を脱いで
あなたの元へかえりたいと
嘆くこともあるだろう。
そんな時は
そんな自分を切り捨てず
目をそむけず
じっくり眺め
そこに身を置いてみる。
流れる涙はあたたかい。
血が巡る音を感じる。
お腹が空けば、お腹が鳴る。
あなたからいただいた愛が
この血となり肉となり
心となり
このいのちを成している。
あなたという愛が
私の中で生きていて
互いに溶け合って
私/あなたそのものが、愛の光であるということに気がついてゆく。
信じることは
時に苦しみを伴う。
でも
信じるということが
私とあなたの光への
讚美なのだというよろこびの熱のもと
今日も一つひとつ
一歩、一歩
噛みしめ
味わっていく。