昨日は、風が強かった。
不思議…
風に逆らって、水の流れに逆らって
鳥さんたちは、ぷかぷかと、ゆっくり前に進んでいた。
逆らっているのに
無理をしているのでもなく
それがすべてとともにある、ありのままの、自然だった。
私はしばらく、遠くから眺めながら、呼吸が深まり、幸せな気持ちになった。
眺める私のよろこびも
私たちの哀しみの荒波も
すべて
宇宙のお母さんが、高みからみて、微笑んでくれているのかもしれない。
そう思うと、ひとつも無駄なことはなく
だめな自分を責めることもなく
自分や誰かの痛みを、慈しみ、護りたいと
この一瞬一瞬が、ありがたく、大切に思えてくる。
すべてのいのちの、心体魂の痛みが
終わりなき深いぬくもりに抱かれ
1ミリでも、やわらぎますように。
今日という日も、祈ります。
合掌