8月15日。
今日は終戦記念日ですね。
18歳、19歳のころの愛読書が
『きけ わだつみのこえ』でした。
赤いボールペンで線を引きながら、涙で震えながら、何度も何度も読んで
この与えられたいのちを奮い立たせていたことを、今でもよく覚えています。
こちらは、いつも通勤で使う東京モノレール浜松町駅での、メッセージ。
知覧特攻平和会館 さん。
『帰るなき 機をあやつりて 征きしはや 開聞よ 母よ さらばさらばと』
先日、長く、光明真言のお祈りをさせていただいたとき
神風特攻隊の方々をはじめ
たくさんのいのちが、浮かんできました。
退路なく、散ったいのち
火だるまになって、身が真っ黒に焦げ、天を仰ぎ祈りながら、光に還られたチベットの方々
ハンセン病で、隔離され、故郷にかえることも、愛する方々に会うことも、もう二度と許されなかった方々
どんな人も、誰もが、苦しみを望んでなくて
生きることの意味も、答も分からない中で
どうにもならない現実の中で
それでも、幸せを願って...祈って...
私たちは、本当に
数えきれない、たくさんのいのち、歴史の上に立って
今、こうして、生きているのですね。
争い、憎しみ、いがみ合い...
私たちは、等しいいのち。
哀しくて、傷ついて、涙流して
お腹空いて、ぐぅとなって
嬉しくて、笑顔になって
私たち、一人ひとりの優しさ、思いやり、想像力、創造力が
必ず世界の平和に繋がっている、そう信じています。
あらためて、いのちの重みに、心静かに、祈りたいと思います。
本日、インスタグラムライブ、ZOOMにて
今夜9時、平和への祈りを、ベストタイミングな方、ご一緒しましょう。
(僧侶の天宮光啓先生が開催されます。)