5月30日㈬〜6月1日㈮
はじめましての和歌山県へ行ってまいりました。
4年程前、生きることが辛い時に、偶然出逢ったある一冊の本。
『「自殺志願者」でも立ち直れる』藤藪 庸一(著)
大変感銘を受け、忘れることが出来ず
この想いを確かめるように何度も読み、月日が経ちました。
心の声の導きに従い、この度、滞在時間短く微力ではありますが
何かお手伝い出来たら、と足を運ばせていただきました。
ここで、文字、言葉にするのが難しいほど
私にとって、言葉を超えた、肌身で感じる、深い深い気づき・学び
ですので、ぶつぎれかもしれませんが
飾らずに綴ってゆきたいと思います。
自殺予防活動の
『放課後クラブ・コペル君』にて、子供たちと遊びました。
こうして、子供たちが孤独に陥らない、みんなで育み合う場は
素晴らしいと思いました。
朝は、共同生活をされている方々と、教会のお掃除、ワックスがけ。
椅子や机の位置も、床の板何枚分、等、きっちりと。
ここでも、社会や共同生活で必要な、協力を体験させていただきました。
生活自立支援活動の、「まちなかキッチン」では
共同生活の方や、他スタッフさんが、お弁当やお惣菜
配達、販売をしていらっしゃいます。
そこでいただいたご飯は、本当に美味しかった!
食べた後、皆さんとお掃除や、お片付け。
食器を拭いていたら、それに気づいてすぐ収納してくださったり
勝手のわからない私に、さりげなく、教えてくださったり
皆さんの止まらない流れ、に、感動しました。
共同生活をされている方と、深くありがたいお話をする機会がありました。
私は笑って、泣いて、お身体、お心に触れさせていただきました。
藤藪先生に、泣いてしまってごめんなさい。とあとからお伝えしたら
いいんです、いいんです、これが現実ですから。と、やわらかな笑顔。
私は、本の文字や言葉を超えた、この現実を知るために、ここに来たんだ。
そう、改めて感じました。
そして、三段壁のパトロールも、共同生活をされている方と
ご一緒させて頂きました。
お写真は、パトロール後、入口からの眺め。↓↓↓
パトロールは、もっと奥、足元おぼつかない、崖ギリギリまで。
こうして、日常、皆さんで、迷い苦しむいのちを救わんと...
声をあげられない、いのちがある。
どこかで見過ごされてしまうかもしれない、いのちがある。
決して他人事ではない。
こういった方々のために、藤藪先生や亜由美先生、普先生、ボランティアスタッフの方々、まさに命がけの連携。
地域の方々のご理解、ご協力に支えられながら。
私、こちらも応援中です!
回し者ではありません(笑)
先生がモデルになった映画です。↓↓↓
かつて私も声をあげられなかった、生きることを諦めかけた一人です。
それが、こうして世界に色を、熱を、取り戻せるようになりました。
人は何度でもやり直せる。
こうして命がけで、己を超えて、愛を差し出し
体現されている方々がいらっしゃるという現実が
希望の光となり、また歩き出せる方々が増えてゆきますように。
貴重な学びと気付きのお時間を、本当にありがとうございました!