体調を久々に大きく崩した。
体が思うように動かなくなると
弱さゆえ肉体を脱ぎたくなる。
周囲の優しさへの配慮すら困難に。
力尽きそうなその時に
先ほど車椅子の方が車中へ。
私は自然とその方に手を差し出していた。
その方は、ただうなずいて、遠慮しながらもそっと近くに。
まだ自分にも、力が残っていることを知った。
この力は
いつかのあなたがくれた、教えてくれた愛だと知った。
こうして巡っています。
雪も、痛みも、いつか溶けてゆきます。
諦めず、今日という日も、自分に出来ることを粛々と。
ありがとうございます。