2016-01-25 導く手と手 あなたの大切なものを壊さないように そっと言葉をのみこむ。 今にも走り出しそうな、衝動という名の僕の一部分が泣いている。 そんな胸がはりさけそうな僕に 奥の方にいる 言葉を飲んだ僕が 手をさしのべる。 『もう、あなたからも、僕からも、奪うのは終わりにしようね。』 大丈夫。 もう この手を離さないよ。