今日の空。
朝。
午後3時頃。
刻一刻と、変わりゆく空。
夜。
満ちゆくお月さま。慈しみの光。
遥か遠い昔の偉大な導師たちも
この空を
こうして見上げたのだろう。
無常の空は、道を求める熱を起こし
月の光は、たくさんのよろこびや、哀しみを、静かに優しく照らした。
身はいつか朽ちても
途切れることなく続き、届く、祈り。
目を瞑れば、同じいのち、同胞としての
傍らでの、慰めと励ましのぬくもりをかんじる。
きっと、私たちの笑顔も涙も、いつかの誰かに、届くのだろう。
きっと、いつかの誰かの熱となるのだろう。
そうやって、生かされていることを、思い出してゆくのだろう。