ずっと一緒だった、鉢植えが、3つとも、緑が増えずお花が咲かない。初めての春。
長い子は10数年。
それでも、今、雨の日以外は、毎日お水を上げて、ちょんちょんと触って、声をかけて挨拶をする。
心のどこかで、いのちの終わりの予感と
蕾がふくらんで、日に日にお花が開いた時の喜びを思い出すと広がる、胸のあたたかさ。
菜箸のひもが切れた。
昨日の昼、コートのボタンが取れた。
そして夜には、カーディガンのボタンが取れた。
菜箸は、ひもがない方が、意外と使い勝手がいいともかんじた。
ボタンをつけ直すのは、いつになるだろう、と苦笑いしながら、ボタンをつけてまた着ることを想定している自分に、ほっとした。
変化を受け入れることは、【これまで】と別れるかのような寂しさもあったり。
予測できない【これから】に不安もあったり。
すべてが、うつり変わってゆく。
うつり変わってゆく中で、変わらないもの。
それは
限りあるかけがえのない今を、私を、あなたを、世界を、大切にしてゆきたい。
そういう想い。
不思議と響く『だいじょうぶだよ。』
それは、真ん中から、向こうから、その先から、聴こえてくる
エッセンスからのメッセージ。なのかな。
駅に向かう途中、出会った子。
あまりにも可愛すぎて、見知らぬ方と、一緒に写真をとり、遊ぶ。
でも、シャイな君。
すり寄ってきたかと思えば、家に帰りかけて、話しかけると、また寄ってきて、撫でたらゴロンとお腹を見せて、あわてて起き上がり、背中を向ける...(;^ω^)
見知らぬ方と繋いでくれた、ほかほかな、いのち。
もう二度と、その方とも、この子とも会えないかもしれない。
それでも、ほんの一瞬でも、しあわせを分かち合えたことが、すごい確率の奇跡なんだと思えて、私は、とてもしあわせなんだ (*´ω`*)
変わりゆくもの。変わらないもの。みんな、ありがとうね (*^人^*)