にじのはらから、いまり。

魂の成長の記録、第2章。

シンギングボウルBSM(ボディ・シンギング・メソッド)認定セラピスト
天宮光啓「生き方塾」(やさしい瞑想法)インストラクター くぼ かずみ と申します。
出張、遊行スタイルにて、シンギングボウル・トリートメントや、瞑想会等での演奏の活動をしています。
瞑想クラス【やさしい瞑想法(入門編)】、はじめました(^人^)
シンギングボウル、瞑想法で、心身がゆるまる優しいひとときを。
『きもちいい』が『これでいい』をおしえてくれる。 言葉を超えた、あなたの光を、思い出してみませんか。

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にじのはらから、いまり。

【10/19まで】曙光 坂口香津美監督 アップリンク渋谷 自殺救助 藤藪庸一さん 白浜バプテスト基督教会牧師

本日、行ってまいりました。

 

映画『曙光』坂口 香津美監督

 

作品のモデルとなったのは、

今年5月に訪れた、白浜バプテスト基督教会牧師:藤藪 庸一先生

 

以前、この作品のクラウドファンディングで応援をさせて頂き、

映画チケットと、パンフレットが自宅に届きました。ありがとうございます。

 

上映中は、自分のこれまでや、藤藪先生の本の内容を思い出したり。

涙止まらず、身体が震えていました。

 

うまく文をまとめられず(--;)

でも上映があと2日という焦り(多くの方々に観て欲しい)から

つらつらと書きます。

 

・救助をする側も、血が通った、心を持った同じ人間。

・それゆえの深い葛藤もある。

・それでも、陽は昇り、ご飯を作り、食べて、何かを信じて、もがきながらも、あなたの苦しみに寄り添う。

・狂気にまで到達する人間の深い欲。

・それでも、同じいのち。

・それでも、助けますか、助け続けますか、という問い。

 

俳優の黒沢あすかさんの白熱した演技に、藤藪先生や、亜由美先生のお姿を重ね、涙止まらず。

本当に名演技でした。

 

救う側も同じ人間で、壊れそうになること、たくさんあると思います。

それでも、その道を歩むことを決意された。

その清らかな魂に、深々と合掌です。

 

実際に自殺を目の当たりにされた経験がある、坂口監督の想いの抜粋です。

 

私たち生身の人間は元もと、いつ自殺するかもしれないほど弱く、もろい存在なのだ。痛みと孤独の果てに自殺があるなら、それらと向き合う、差し伸べる手を無数に私たちは、私たちの社会は持たなければならない。早急に。

映画パンフレット内の記事『ひとすじの曙光に捧ぐ』より引用

 

藤藪先生の想いの抜粋です。

 

死にたい気持ちも、生きたい気持ちも本当で、助けたい気持ちも、助ける自信のなさも、本当で。(中略)この映画を見る人は、自分の心を深く抉られることになる。(中略)良い思い出も辛い思い出も、今の私をつくってきた。問われたのは「それでもあなたは助けるか?」。神様は目の前の死のうとしている人を愛しているから、私もその人を愛し受け入れ助ける。自信があるわけではない。しかし、これからも変わらず助ける覚悟を決めなければと思った。

映画パンフレット内記事より引用

 

数々のシーンが、説明的でなく、凝縮された光と闇が深く突き刺さり、

全体のバランスがとても良かったです。

 

アップリンク渋谷さん

こだわりの空間と、作品のチョイスに、とても好感を抱きました。

『曙光』10/19(金)までです。

 

www.uplink.co.jp

 

主人公の文絵がにぎるおにぎりに、希望の光を見ました。

 

素晴らしい作品を、本当にありがとうございました。

 

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