『誰もいないのになぜうたうの?なぜおどるの?』
あなたは苛立ちながら、口笛を吹く僕に問う。
その時、あなたの足が、裏のRYTHEMをとるのを、僕は逃していなかった。
『あなたはもう、すでにはじまっている。』
僕がうたえば、あなたのラインが重なる。
あなたがおどれば、僕の鼓動が高鳴る。
僕たちは、【踊らされずに】、躍りだしている。
あまたのJOYの波でゆらゆらと漂いながらも
この足で、しっかりこの土を踏みしめて。
他の誰でもない、あなた自身の/僕自身の全部をふるわす【選りすぐり】のJOYを
心おきなくきわめていく。
双子座新月、月明かりのない闇でさえも
その恍惚は、きっと誰かを照らしてる。