ちぎれたり
くっついたり。
遠くから眺めれば
どの子もかわいい。
めんどくさくなったら
果てから眺めてみるといい。
目には見えない僕の真ん中が終わりを迎え
仮にまた巡ったとしても
このまなざしは
どの時代を探しても見つからない
【今】の
毎瞬の
僕だけの光だ。
いつも遠回りをしてきた。
すがる僕の一部分を
鋭い刃で
削ぎおとしてきた。
でも
果てから僕を見つめると
泣き出す部分を慰めて
この痛みと手を繋いで
よちよちと歩き出す僕を確かに見たんだ。